NPO法人は、特定非営利活動を行うことを主たる目的として、特定非営利活動促進法(NPO法)に基づき、所管庁の認定を受けて設立される法人です。
所轄庁は、その事務所の所在地により都道府県知事または政令都市の長になります。
※NPOはNon-profit Organizationの略で、広くは非営利組織全般を意味します。NPO法人は、そのNPOのなかでNPO法に基づき法人格を取得したものです。
NPO法人一覧
NPO法人の会計基準
NPO法人会計基準は、NPO法人会計基準協議会が中心となり、内閣府等の所轄庁もオブザーバーとして参加しつつ、幅広い意見を集約しながら策定されました。
NPO法人は、自由で活発な市民活動を促進するため、NPO法により自由な設立が認められている代わりに、その非営利活動を市民が監視するため十分な情報公開が要求されています。
このため、NPO法において情報公開に関して様々な規定が設けられており、会計は適切な情報公開のための手段として重要な意味を持つものとされています。
特定非営利活動とは
NPO法人の主たる目的である特定非営利活動は、次の①及び②の両方にあてはまる活動です。
①NPO法で定める20種類の活動であること
②不特定かつ多数のものの利益の増進に寄与することを目的とすること
20種類の活動は、「保険、医療又は福祉の増進を図る活動」、「社会教育の推進を図る活動」などがNPO法で定められています。